IPv6 概要
IPv4 はインターネットの標準プロトコルとして長年使用されてきましたが、
普及する事により様々な問題点が明るみになってきました。
- IPアドレスが少ない(理論上の上限は42億個)
- パフォーマンスが低くリアルタイム配信が難しい
- セキュリティの脆弱性(上位層で工夫する必要がある)
そこで、次の新しい機能を取り込むことにしました。
新機能
- アドレス空間の拡張
- 32bit から128ビットへ(ほぼ無限)
- アドレス構造の整理
- アドレス種別、階層構造、スコープ
- パフォーマンス改善
- ヘッダの簡易化、パケット分割などあまり利用されなかった機能の廃止
- リアルタイム対応
- セキュリティ対応
- IPsec を標準装備