Linux Master: 6章 - NFS

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NFSマウントにおけるユーザ権限

本文にあるように、NFSを使う上ではサーバとクライアントでユーザ名やUIDといったユーザ情報を共通化する必要があります。
このユーザ情報を一元管理する仕組みを Directory Service とよび、代表的なものとして以下があります。

Ver.3 vs Ver.4

CentOS 5.x では NFSv3、CentOS 7.x では NFSv4 が採用されています。
Ver.4 で大きく改訂が入り、UIDではなくユーザ名での所有者マッピング、 TCPによる低信頼性ネットワークでのアクセス、
マウントポイントの仮想化(Chrootのように絶対パス名をクライアントに提示しない) などが導入されています。

CIFS

CIFS: Common Internet File System は、Windows Network のファイル共有を拡張し、 UNIX/Linux と接続できるようにしたもの。

# mount -t cifs //Winホスト/共有名 マウントポイント -o user=ユーザ%パスワード

共有名はファイルパスではなく、公開時に命名したものとなります。
たとえば C:\temp\forlinux に、対し wintmp という共有名を付ける事ができます。

(参考) ☞SMB/CIFC について@IT - 2015年01月19日