Linux Master: 5章 - メールサーバ (3)
5.3 メールクライアントの設定
Thunderbird
CentOS では MUA として Thunderbird が提供されています。
# yum install thunderbird
Thunderbird を初めて起動すると、アカウント設定が始まります。
メールアドレス、パスワードを入力すると自動的にメール送受信サーバを探し、
設定を行います。
- アカウント情報入力
-
3つ項目を入力します。
[続ける(C)]を押して、必要な設定項目を検出します。
- 設定の変更
-
サーバー設定内容に修正が必要なので、[手動設定(M)]を押します。
- 手動設定
-
以下の内容を変更します。
サーバー | SSL | 認証方式 |
受信サーバー | 接続の保護なし | 通常のパスワード認証 |
送信サーバー | 接続の保護なし | 認証なし |
[再テスト(T)]を押しエラーが無いことを確認し、[完了(D)]を押します。
- 警告への回答
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SSL を用いない確認について、「接続をする上での危険性〜」にチェックを入れ
[完了(D)]を押します。
- 完了
タイトルはエラーですが作業中の意味なので、[OK]を押します。
設定内容は ~/.thunderbird/ 下に保存されます。設定を最初からやり直したい場合は、このディレクトリを削除します。