Linux サーバ構築演習

パート1回2回3回4回5回
午前 (09:30-12:00)進め方などDay 1Day 2Day 3最終化
午後 (13:00-15:30)Day 1Day 1Day 2Day 3プレゼン
夕方 (15:40-18:10)Day 1追加解説Day 2Day 3

サーバー構築演習では、従来のような授業ではなく課題解決・研究を中心としています。
大きくは3つのステージに分かれており、自身のスキルレベルに合わせて選択してください。

Day 1:総復習

マスタコースまでの内容相当の総復習。今までに行ってきたことを自力で行う事を目標とします。
過去のテキスト通りに構築し、当時学んだ内容を思いだす事に注力してください。
また、すでに設定した内容を保存しておき、OSインストールに備えます。

Day 2:追加課題

DNS/Webについて実用的な機能拡張を学習します。ここでは、新機能について追加講義を行います。
過去の学んだ内容+αを行います。ここではより理解を深めるために、なぜテキストでそのような設定になっていたのか、 また授業では割愛したコラムなどを含めアレンジを行ってください。
アレンジの例としては、インストールディスクのパーティション変更、インストールパッケージの絞り込み、不要なサービスの停止など指定された範囲でさらに理解を深めます。

Day 3:自由研究

テキストの内容を粛々と実施しても良いですし、自ら課題を設定し研究することもできます。
CentOS 8.x, Debian といった異なるOS上での実装、Nginx(web), sendmail(smtp), vsFTPD(ftp) といった異なるサーバソフト、追加のセキュリティなど興味ある内容を深掘りしてください。
EPEL リポジトリから ntfs-3, wine を導入し Windows アプリを起動するといった 課題も面白いかもしれません。(動作原理を含め研究)
また他の講義での実習例(p.12) も参考になります。

ポイント

最終的な成果物は、作業手順書をまとめる事です。丁寧に、自分以外の人がその資料を読みながら、同じ環境を構築できる内容を目指してください。最終日には各人による発表(プレゼン)も行います。
成果物(Deliverables, 作業手順書など)には以下の項目が必要です。

プレゼンは講師席で行うため、ドキュメントは電子媒体で準備してください。
Textファイルでもいいですし、OpenOffice、Google Apps (Google Drive) などを使いより分かりやすくまとめるとよいでしょう。

補足資料

  1. OpenSSH sample[html]
  2. DNS sample[html]
  3. Apache sample[html]
  4. Mail sample[html]
  5. パケットフィルタリング sample[html]
  6. ソフトのバナー、バージョン情報削除[html]
  7. デーモン一覧[PDF]
  8. 動作チェックリスト[html]
  1. Xen を使った CentOS 5.10インストール(PDF)

* 解答例(作業手順書)(Ver1.0 PDF) , 一括設定スクリプト(SVPBLsetup) Beta 3 (2014/07/26)

過去事例:2013年1月生