Linux サーバ構築演習(2013年1月生) 結果

コース概要
クラスコード00717012004004
期間2013/06/16~2013/07/14

コメント
会員構築ポイント
Y.O-san (OpenOffice使用)Linux BASIC/Master コースの振り返り中心
  • コンパクトにまとめ時間内に完成させる事ができました、もう少し冒険してもよかったのでは?
  • 設定した要件を冒頭部分でまとめ、一覧化したほうが分かりやすいでしょう。
  • 使用したOSとサーバソフトのバージョンを必ず明記してください。
  • DNS ゾーンファイルの所有者を root から named へ変更した点はよく気付きました。
  • 同様に chroot を導入したままの不具合について、独自研究を評価できます。
  • named-checkconfig, named-checkzone による確認は忘れがちなので、評価できます。
  • Web 構築で新たに作成したディレクトリは DNS 同様 apache に所有者を変更すると更によかったのでは。
  • Postfix の設定で Open Relay の確認がありません。ネットワークアドレスを見ると、たぶん動作していないでしょう。
K.M-san (Google Apps使用)Linux BASIC/Master コース + Apache 仮想化 をCentOS6.xで実装
  • CentOS 6.x を使い、非常にチャレンジした要件。かなりの努力があったと思われる。
    CentOS 6.x については、IT特講の過去資料が参考になる。
  • 機器要件で 4GB以上のメモリがないと、GUIインストールできないとの事だが、それは Kdump がエラーをする件。
    詳細はリリースノートの ☞Known Issue(既知の問題) に記載があり、最低402MB、GUI使用は632MB以上となっている。
  • ファイル変更時は、変更箇所がわかるよう前後も含めて掲載した方がよい。
    # SELINUX= can take one of these three values:
    #       enforcing - SELinux security policy is enforced.
    #       permissive - SELinux prints warnings instead of enforcing.
    #       disabled - SELinux is fully disabled.
    SELINUX=enforcing  enforcingから変更
    
  • DNS はLA標準の簡単な設定ファイルではなく、デフォルトの難しい内容を精査。
    非常に手間がかかるが、DNS設定の理解が深まったと思われる。
  • ネットワーク設定では ifcfg-eth0 内の DNS1 以外をすべて無効にするのではなく、LA環境を追加した方がよりよい。
    DNS1=127.0.0.1
    DNS2=10.20.250.1
    DNS3=10.20.0.1
    
  • IP エイリアス追加に伴い、allow-query{} を追加した点は評価。listen-on-v6 は IPv6用なので不要。
    include 2行目は DNSSEC(DNSセキュリティ強化)を使用した場合の、 ルートゾーンの証明であり、今回不要
  • IP エイリアス追加に伴い iptables のホストを追加する必要がある。
    調べるには「テキストサーバ構築演習」にある、LOG オプションを使うとよい。
  • index.html に実行権(x)は不要、ただしディレクトリには必要。
  • Dovecot のバージョンが記載漏れ。この版はローカル配送用 INBOX の修正が必要で、よく調べました。
    ただし現行では、メールをすべて student というファイルに追記するため、%u を使うべき
    Before)	mail_location = mbox:~/mail:INBOX=/var/spool/mail/student
    After)	mail_location = mbox:~/mail:INBOX=/var/spool/mail/%u
    
  • Open Relay 設定確認が甘いので、もう少し研究しましょう。
  • TeraTerm を使ったSSH動作確認は非常に良い。
K.I-san (Google Apps使用)Linux BASIC/Master コースの内容
  • 基本的に回答例を基に再構成している、念のためバージョンや状況の確認は必要だと思われる。
  • /boot パーティションが不足すると起動できない点、よく気付きました。
  • named-checkconfig を毎回行わないと、ちょっとしたエラーを見逃す点、勉強になりました。
  • 検証した内容は必ずログ(実際の画面のコピー&ペースを)を行いましょう。実際の仕事では、それが証左になります。
    逆にそれがなければ、納品できません(お金がもらえません)
  • Thunderbird の設定で苦労した点を、もっと丁寧に記述されていれば尚可
T.T-san (Gmail使用)Linux BASIC/Master コース(未達)
  • 非常に苦労した様子、がんばりました。
  • ゾーンファイルで絶対表記(host.domain.com.と、相対表記(host) が混在しています、 この点の理解を深めるとよいでしょう。
  • Basic 認証用のディレクトリ作成で mkdir -p /var/www/html/staff としていますが、親ディレクトリは既に存在しているので、
    -p オプションは不要。同様に rpm -qa pkg で、a オプションは不要。オプションは細かいですが正確に用途と合わせ覚えてください。
  • iptables 設定に /etc/sysconfig/iptables を直接編集するアプローチは斬新でした。
  • エラーメッセージや確認作業を自分の言葉でつづった箇所は臨場感があり、自身の理解を助けたと思います。
  • SELinux が enable になっていたため、大変苦労しました。
    設定には手順と理由があります。自己の判断ではなく必ず意味を理解(裏を取る)よう注意しましょう。


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