Linux Security: 第11章 - OpenSSH のセキュリティ

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11.8

SSH ポート転送補足 (Port forwarding)
SSH の暗号化経路を利用し、他のサービスを事前に接続した SSH暗号化経路を利用し通信する事が出来る。

ssh  -L   [localhost:]自ポート:接続先:ポート  SSHログイン先
Server 側:
POPを起動
Client 側:
Client$ ssh -L  8110:Server:110  Server
	(パスワード入力)
Server$

演習

  1. サーバ側で、POPを起動
    S# /etc/init.d/dovecot start
  2. サーバ側で、流入してくるパケットをトレース
    S# tcpdump -l -X -i ethX src host Client

  3. クライアント側で、直接POPへ接続
    C$ telnet Server 110
    user student などを投入、動作確認。

    (サーバ側で表示されるデータが平文である事を確認)

  4. クライアント側で、ポート転送
    C$ ssh -L 8110:Server:110 Server
  5. クライアントで別の端末を開き、自ポートへ接続
    C$ telnet localhost 8110

    (サーバ側で表示されるデータが読み取れない事を確認)

IT特講 - SSH再入門参照