第5章 - LVS

LVS/DR 実装例

• 実サーバ
  1号機にて、vm10, vm11 を用意。vm01 からクローンし、vm10 を作成。 NICを一端削除し、共有ネットワークを再度追加する。

  

  OS起動後、ネットワーク設定を変更する。BOOTPROTO を dhcp から static へ変更すると、resolv.conf が削除されるので、network 再起動後に resolv.conf を修正する。

  パラメータ	値
  /etc/sysconfig/network
  HOSTNAME	vm10
  GATEWAY	10.20.0.1
  /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
  BOOTPROTO	static
  IPADDR	10.20.YYY.X+100
  NETMASK	255.255.0.0
  /etc/resolv.conf
  search	sYYY.la.net
  nameserver	10.20.250.1
  nameserver	10.20.0.1

  Apache HTTPD が動作する状態まで整備する。httpd のインストールと、 どのサーバが応答しているかを簡単に確認できるよう index.html を作成し chkconfig で自動起動の設定を行う。 また、不要なサービスを起動しないよう調整しておくとなおよい。
  上記を vm11 として再度クローンし、再び IP アドレスをX+101 として、上記のネットワーク変更を行う。
• LD(Linux Director)
  実サーバと通信するために、NIC のエイリアスを準備(X+102)。

  /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0:1
  DEVICE=eth0:1
  IPADDR=10.20.YYY.(X+102)
  NETMASK+255.255.0.0
  

  カーネルオプションにて、IP_FORWARD を ON

  # sysctrl -w net.ipv4.ip_forward=1
  net.ipv4.ip_forward=1
  

  同じ内容を、/etc/sysctrl.conf に追記
  ivpsadmin を2号機へインストール。