テーブルと基本オブジェクト
テーブルは項目の集合で、そのうち1つ以上の項目はキーとよばれる一意データ
の集まりである。
社員番号 | 氏名 | 所属 | 生年月日 |
1001 | 山田太郎 | 開発2課 | 1964/01/23 |
1002 | 吉田次郎 | 開発1課 | 1966/07/05 |
1003 | 太田三郎 | 開発3課 | 1965/03/11 |
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この表でキーとなりうるのは社員番号だけである。
各テーブル項目の属性はデータエレメントとドメインによって決定される。
- ドメイン
- ドメインはデータの技術的な属性(コンピュータ上での表現方法)
- 例えば文字型20桁、整数型など
- データエレメント
- 意味ドメインとも呼ばれ、項目の意味を表すために用いられる。
また値の範囲の定義なども行う。
- たとえば商品コード、標準定価など
次の図はデータエレメント S_STDPRS と S_CSTPRS の技術的な属性は S_PRICE
により決定されている事を意味している。
このように2階層からなる属性定義により、項目属性の変更が柔軟に行える。