導入のフレームワーク
フレームワークに関する重要なポイント
- プロジェクトを包括的に認識するツール、計画ツールとしてフレームワークを利用する
- 古典的な R/3 導入プロジェクトの構成要素の決定を行う
- 方法論をマッピングする際に利用できる
- 方法論ではなく、あくまでも導入のフレームワークである
主な構成要素
- 企業全体を考えた設計
- 導入プロジェクトのための総合的なアーキテクチャ
- 企業全体に共通となるプロジェクト標準の定義
- プロジェクト組織
- プロジェクトの範囲、目標、マイルストーン
- デザインチームの役割と責任
- デザインチームの発足
- プロジェクトマネージメント
- 企業標準の確立
- プロジェクトメンバーの選別と管理
- プロジェクト全体の計画と進捗管理
- 組織変更の管理
- 将来の組織を定義
- 組織変更で影響を受けるメンバーのサポート
- 新組織構成の定義
- システムのインフラ
- ハード・ソフトの選定購入インストール
- 企業としての作業標準と作業手順
- SAP による教育、指導、品質保証
- 社内教育と SAP によるトレーニング計画
- プロジェクト組織決定時にアドバイス
- プロジェクト全フェーズで、コンサルティング
- 導入プロジェクト
- 導入プロジェクトの数とその範囲を決定する方法・戦略の提案
* 要はプロジェクトチームにはかなりの権限(決定権)を与えるか、
持つ人をアサインするということ。
導入に関する、4つの段階的方法(BEW:Business Engineering Workbentch)
- 組織およびコンセプト設計
- プロジェクトのコンセプトと計画の作成
- 詳細設計と導入
- プロトタイプの作成
- 本番稼動準備
- 本稼動システムの作成
- 本番稼動
- 本番稼動中のシステムのサポート、最適化