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B.1 vi のオプション

set コマンドで指定する主な vi オプション。
オプション(省略形)Type機能
autoindent(ai)T段付け(インデント)を自動的に行う。
autowrite(aw)Tメインバッファが変更されかつファイルを移動する場合、 自動的にファイルを書き出す
background(bg)S*画面の背景色をに応じた表示色を調整します。dark または light が指定できます。
hlsearch(hls)T*ヒストリカル検索(検索結果の反転表示)を使用する
ignorecase(ic)T文字列検索時に大文字小文字の区別をしない
incsearch(ic)T*インクリメンタルサーチ(検索文字列を入力するたびに検索が実行される
listT非表示文字を表示する。$(行末)、^I(TAB)
matchpairs(mps)S*対応する括弧の対をコロンで区切って記述します。省略値は "(:),{:},[:]"です。
HTMLを記述する場合などは "(:),{:},[:],<:>"とするとよいでしょう
number(nu)T行番号の表示
reportN:s などの置換コマンドで変換された行が、指定した値よりも多い場合その旨を表示する。
scroll(scr)N^D,^U でスクロールする行数を指定します。
shell(sh)Sコマンド実行(!)で起動するシェルを指定します。Linux では /bin/bash, Win32 では cmd.exe などが用いられます
shiftwidth(sw)Nシフトコマンド( <<, >> )で移動する単位(文字数。省略値は8)
showmode(sm)Tコマンドモード、編集モード切替時にその旨を表示する
tabstop(ts)N<TAB>キーで移動する単位 (文字数。省略値は8)
wrapscan(ws)T検索中にファイルの最後まで達した場合、 最初に戻って検索を続ける
Type:
T: トグルスイッチ
オプションが on/off のいづれかを持つもので、 set に続けてオプションを指定すると on,
オプションの前に no をつけると off の意味になります。
例) :set noic , :set ignorecase

N: 数値型
オプションに等号をつけて値(数値)を指定します。
例) :set width=4

S: 文字列型
オプションに文字列を指定します。
例) :set bg=dark
*を付加しているものは vim 特有のオプションです。

現在の設定内容を見るには :set all を用います。


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