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4.2 AWK(パターンマッチング言語)

ここではパターンマッチング言語 AWK を解説します。 awk(1) は多くのUNIX処理系に標準添付されるコマンドですが、 その機能が豊富なため独立した章としています。
名前の由来は作者である エイホ(A.Aho), ワインバーガー(P.J.Weinberger), カーニハン(B.W.Kernighan) の頭文字から来ており、さらに「ウミスズメ - auk 」と同じ発音であると言われて います。(なお当時、学位の順序は AKW だったため、最後まで Kernighan がこの名前 に抵抗したと語りつがれています)

なお awk は幾つかのバージョンが存在し代表的なものには gawk(GNU), awk, nawk がありますが、本書では gawk(3.x) を用います。
ただしほとんどのLinuxの awk は gawk に置き変わっていますので、コマンド 名としては awk を用います。


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