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1.4 テキスト入力

テキストの追加・挿入 バッファ中のテキストに新たにテキストを追加するには、次のコマンドを用います。
vi はカーソル位置から明確に挿入する箇所を指示する必要があります。

コマンド解説
a 現在カーソルの位置している文字の右側にテキストを追加する。
i 現在カーソルの位置している文字の左側にテキストを挿入する。
A 現在カーソルの位置している行の終りにテキストを追加する。
I 現在カーソルの位置している行の先頭にテキストを挿入する。
O(大文字オー) 現在カーソルの位置している行の上に新しく1行作って、 その先頭にテキストを挿入する。
o(小文字オー) 現在カーソルの位置している行の下に新しく1行作って、 その先頭にテキストを挿入する。

以下の図は現在カーソルが "S" の部分にある状態で、上記のコマンドを実行した場合 に挿入が開始される位置を表しています。

		
テキスト入力が完了したら、エスケープ(^[, <ESC>)によりコマンドモードへ戻ります。 例えばカーソルのある行の下に新しく UNIX と入力するには oUNIX^[ と入力します。
		oUNIX ^[
			
		DEC OSF/1
		UNIX	新たに追加された行
さらに vi のコマンドの直前には繰り返し数を指定できます。
[ 繰返し回数 ] 入力コマンド(a,A,i,I,o,O) 入力データ <ESC>
たとえば、 3aUNIX ^[ ではUNIX が3行追加され、 5aUNIX ^[ と入力すると UNIX UNIX UNIX UNIX UNIX のように変換されます。

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