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2.4.6 ファイルの削除(rm)

【機能説明】
コマンド rm は、指定したファイルをディレクトリから削除します。 ファイルを削除するには、そのディレクトリに書き込み許可を必要とします。 ファイル自身には書き込み・読み出し許可は必要ありませんが、書き込み許可の無い 場合には、その旨のメッセージが表示されます。この時 'y' を入力すると、そのファ イルは削除されます。

【入力フォーマット】
rm [ オプション] ファイル名 ...

【主なオプション】
f (force)
ファイルに書き込み許可の無い場合でも確認メッセージを出さずにそのファイル を削除します。
r (recursive)
指定ディレクトリの下の全てのファイルを削除します。
このオプションを指定しな い場合には、メッセージが出力され削除されません。
	[student@h006 ~]$ rm tmp/
	rm: `tmp/' を削除できません: ディレクトリです
i (interactive)
指定したファイル毎に、削除するか否かを確認します。削除する場合には 'y' を入力します。

【実行例】
	[student@h006 tmp]$ ls file?
	file1  file2  file3  file4
	[student@h006 tmp]$ rm -i file?
	rm: 通常ファイル `file1' を削除しますか? y
	rm: 通常ファイル `file2' を削除しますか? y
	rm: 通常ファイル `file3' を削除しますか? 
	rm: 通常ファイル `file4' を削除しますか? y
	[student@h006 tmp]$ ls
	file3


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